擬古典主義

日本文学第12回 樋口一葉 - 十三夜

今回で樋口一葉は終わり。 最後は「十三夜」です。 1895年の作品です。紹介した4作品の中で、「大つごもり」だけが1894年の作品。あとの3つは1895年の作品です。 そして、1896年に、樋口一葉は24歳で、その短い人生を終えます。 晩年の1年2か月の間に、日本…

日本文学第11回 樋口一葉 - にごりえ

今回も樋口一葉。3回目の登場です。 暗いです。心が落ち込んでいます。 画像ちっさいな。まぁいいか。雰囲気はありますね。 今回もwikiさん頼ります。頼りっきりですもう。 ~丸山福山町の銘酒屋街に住むお力。お力は客の結城朝之助を愛したが、それ以前に馴…

日本文学第10回 樋口一葉 - 大つごもり

前回に引き続いて、樋口一葉の作品です。 今回は、「大つごもり」。大晦日という意味だそうです。 最近wikiさんに頼って楽しちゃってますが、今回も頼らせていただきましょう。 あらすじです。 ~18歳のお峰が山村家の奉公人となってしばらくした後、お暇が…

日本文学第9回 樋口一葉 - たけくらべ

今回は、五千円札でおなじみ、樋口一葉の「たけくらべ」です。 樋口一葉なんですが、wikiでは浪漫主義となってますが、擬古典主義に分類されることもあるようです。 文章は思いっきり擬古文です。かなり読みづらい。森鴎外のドイツ3部作のあとに読んだのです…

日本文学第5回 幸田露伴 - 風流仏

今回は、幸田露伴の、「風流仏」です。 幸田露伴2回目の登場。 擬古典主義の作品です。今回で擬古典主義は終わりにしようかな。 以前紹介した「五重塔」よりも古い作品です。 「風流仏」で評価され、「五重塔」で、文壇での地位を確実なものした、そうです。…

日本文学第4回 尾崎紅葉 - 二人比丘尼色懺悔

今日は、尾崎紅葉の「二人比丘尼色懺悔」です。 今回も擬古典主義の作品。 尾崎紅葉は、「金色夜叉」で有名ですね。 そのうち読むつもりです。 比丘尼とは言うまでもなく尼さんのことですね。女性の僧のことです。 ある尼さんの住む草庵に、別の尼さんが迷い…

日本文学第3回 山田美妙 - 武蔵野

日本文学第3回、山田美妙の「武蔵野」です。 前回に続いて擬古典主義の作品。 時代小説みたいな感じです。 前回の幸田露伴の「五重塔」は、擬古典主義の中でも、「理想主義」と言われており、人間はかく生きるべきだ、みたいなのを描いているそうです。 私の…

日本文学第2回    幸田露伴 - 五重塔

日本文学の2回目。 幸田露伴の五重塔です。擬古典主義の作品。 写実主義の浮雲を前回紹介しましたが、今回は擬古典主義。 写実主義は坪内逍遥が西欧から引っ張ってきた考え方で、それに対抗して、日本の古典も大切にしようよ!!っていうのが、擬古典主義。 …