ロック 第9回 Elvis Presley - Hound Dog
エルヴィス、2回目の登場。
1956年のビルボード年間ランキングNO.1、「Hound Dog」です。
口だけは達者な奴、とか、女たらしって意味の俗語だそうです。
曲聴いても、この動画見ても思いましたが、これぞエルヴィスって感じがしました。
私の中ではエルヴィスのスタンダードナンバーです。
低い声をセクシーに出してる所より、無理やり高いところを叫んでる感じのエルヴィスのが好きです。ロックっぽくて。
なので、この曲は好きです。
歌詞はナンセンスなので、触れません。
原曲はビッグ・ママ・ソーントンの歌ったブルースだそうです。
歌詞もメロディーもちょっと変えてるみたいです。
この頃ってほんと、カバー多いですよね。
金銭的なことはどうなっていたんでしょうね。著作権とか、印税とか。
そのあたりが緩かったから多かったのかもしれませんが。
この後に出てくるビートルズも、1950年代後半のロックンロールのカバーたくさんしてますし。
エルヴィスの次のシングルなんて、前回紹介したカールパーキンスのブルースエードシューズのカバーですからね。オリジナルが発売した年のうちにカバーして、発売してます。
そして世間にはエルヴィス版のほうが定着してしまうそうです。切ない。
今だとちょっと考えられませんね。節操がないとか思っちゃう。
許されていた時代なんでしょうけど。批判がなかったのか気になる。
そんな批判関係ないくらいの人気者だったのだろうか。
まだしばらくは、エルヴィス黄金期でございます。